10年使用した便座が故障しました。
故障個所は、便座のふた(便ふたといいます)の軸の破損です。
軸パーツが中に入り込んでしまい、軸がなくなったため、便ふたが外れたままになってしまいました。
近所の水道屋さんに電話をすると、TOTOメンテナンスに聞いてみるといい、という助言。
TOTOメンテナンス
さっそく電話をしました。
不具合の個所は「ソフト閉止」という部品で、便ふたをゆっくりしめてくれるパーツが脱落したのが原因とのこと。
概算見積を聞くと、
- 出張費2,800円
- 工賃10,000円~
- 材料~12,000円
- 合計30,000円まで
実際は見てみないとわからないとのことでしたが、10年物のウォシュレットに3万円が妥当かどうかわからなかったので、いったん保留に。
修理を試みた
ウォシュレットを外し、分解を試みました。
意外にネジの数が少なく、すべてはずしてもカバーは開きません。無理に外してカバーが割れてしまうのが怖くて、20分格闘していったん退却。
動画で調べるも、うまく検索できず、しかしあきらめきれず。
どなたかの投稿で、
「ねじを外して、はめこみ爪を外すだけでカバーが開きます。この程度のことができないようでは、自分で修理を試みるのはやめましょう」
という投稿がわたしの闘志に火をつけました。
なるほど、はめこみ爪か。
マイナスドライバーを差し込むと、カバーがはずれはじめました。
これはいけそう!
慎重にはめこみ爪の場所を意識しながら、マイナスドライバーを入れていくと、カバーがはずれました。
中にあった脱落したパーツを救出しましたが、この壊れ方は意外に厄介。
瞬間接着剤では強度的に対応できない壊れ方です。
小さな破損ですが、カバー本体を替える必要があり、TOTO部品販売にもないパーツ。材料費がかさみそうです。
水漏れなどはなく、急ぎの修理でもないので、ゆっくり考えることにしました。
選択肢は5つ
- 便ふたを撤去して使う
- 「ソフト閉止」をあきらめ、自作の軸で便ふたを使えるようにする
- TOTOに修理依頼をする
- 業者さんに依頼して、新しい便座に替える
- 自分で新しい便座に替える
家族全員が、毎日使うものなので、①②は却下。
③は最大3万円。
⑤を調べると、楽天で後継機が49,690円で購入できます。自分でやってみるか・・・!
背中を押してくれた投稿
果たして自分でできるのか。
まずは「アプリコット 4711 後継」で検索。
アメブロ・大人女子のソロ活記録(nicoさん)のウォシュレットDIYチャレンジで失敗したけどなんとか挽回出来た話【TOTO アプリコットF1】に出会いました。
とても参考になり、自前で交換する勇気をもらいました。
- 大人女子に負けてられない
- 商品選択の説明がわかりやすい
- 古い便座の処理方法がわかる
- 費用がわかる
動画はこちらを参考にしました。なかなかわかりやすい。
やればできる
やればできるもんです。
今回は総じて、なかなか満足のいくプロセスを経験しました。
- 導入時に最もシンプルな商品を選択したので、自分で作業ができた
- シンプルゆえに、10年後の買い替え時(今回)も、商品価格が比較的安価だった
- 相談手順を踏んで、選択肢を認識できた
- 自分で手掛けることを愉しめた
- やり方を調査して、無事に完了できた
- 結果、安上がりだったしで、満足満足。
手間と時間も愉しみのうち。
業者さんの仕上げと歴然とした差が出なそうなことは、これからも自分でやってみる選択をしてみる気になりました。
Do it yourself!
今日もよい一日を!
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