長いのは家の寿命。持ち家だっていわば借り物。いい状態で次にバトンをつなぎたい

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漠然と、自分は家を買うと思っていました。

結婚してから約5年間は、アパート暮らしをしていましたが、2人目が生まれて、手狭になってきたところで、家を購入。

家活には、2年ほど費やしました。

今日は、購入予算を決めたときの話。

目次

持ち家か借家か

その前に、一戸建てか、マンションか

その前に、一戸建てか、マンションか、という選択肢があるのかもしれませんが、田舎にはマンション購入の選択肢はほぼありません

職場の都合上、都市部で新居を探すことはなかったので、ここの選択肢は、一戸建て。

次に、新築か、中古か。

新車も買わないのに、新築はないだろう。

  • 新築一戸建てだと、最低3000万円。
  • ローン30年以上。
  • 買ったとたんに価値は下がる。
  • 注文住宅だと、何から何まで決めないといけないのは大変そう。
  • かといって、建売はおもしろくない。
  • これだけ空き家があるのに、新築を建ててどうする

ということで、中古。

で、持ち家か借家か。

検索サイトは「買う」「借りる」ボタン

今思えば、選択肢はあったのだと思いますが、当時は購入一択で探していました。

わたしの場合、いい物件に出会いたい、というのがまずあって、その物件を買うのか、借りるのか、いくらなのかは、次の段階の話でした。

ですが検索サイトでは、まずはじめに「買う」「借りる」で分かれているのです。

物件によっては、「買う」にも「借りる」にも、情報掲載されている家主さんもいましたが、ほとんどはどちらか一方

地域柄の一戸建てを探すとなると、物件数から言って、「買う」ボタンを押して探していました。

ちなみ、検索サイトはアットホーム

掲載件数がいちばん多かったです。

予算

相場を知る

定期的に物件情報を見ていると、相場がわかってきます。

築年数、立地、広さで、このくらい、というのがわかってくる。

少し時間にゆとりをもって、気長に探す余裕があると、自分の目を鍛えることができます。

かなり頻繁に、新着物件や価格変更などの情報更新がされます。

ほぼ毎日ながめていました。

一生に一度の大きな買い物だから

一生に一度の大きな買い物、と思っていると、なかなか決められません。

何せ大きすぎる。

35年ローンと考えると、30歳でも35歳でも、確かに一生に一度。

35歳で25年ローンだったら、なんとなく一生に一度。

15年ローンで考えることにした

家活を始めたのが32歳、購入したのが34歳でした。

15年後は49歳と思いながら、15年ローンの買い物をしました。

一生に一度でもないな、と思うと、どこか気が楽でした。

支配していたのは、支払い年数の縛りと、この家で一生暮らさないといけないという所有責任の縛りだったことに気がつきました。

いずれ手放す(売却する)前提で購入すると、「家を買う」ということが、全く違うとらえ方になりました。

15年ローンの実際

15年ローンという設定からはじめると、月々の支払限度額から、借り入れは800~1200万円くらいになります。

当時のアパート家賃が60,000円だったので、いったん、それに合わせて月々60,000円に設定。

変動金利0.95%で15年ローン。元利均等返済。

簡単にシミュレーションできます

借入額は1000万円。頭金を500万円準備できていたので、購入予算は、1500万円に定まりました。

1500万円の物件購入で、不動産業者さんへの手数料が約50万円(物件価格の3%くらい)でしたので、負担は正味で1550万円。

1000万円15年ローンの返済総額は?

変動金利0.95%で15年ローン。元利均等返済。

毎月59,630円返済で、総支払額は+76万円の、1076万円になります。

あとで知ったのは、住宅ローン控除というのがあり、借り入れの1.00%が10年間還付されます。

金利0.95%で、還付が1.00%なので、10年間は0.05%のプラスということ?

実質の返済額は、+30万円の1030万円くらいになります。

一生に一度の買い物ではない

人生のステージによって、住まいに求めることが変わってきます。

わたしにとっては、職場の立地と家族の年齢が、選択する時の基準になりました。

お金の損得を考えるなら、支払総額が結局、大事なんだと思います。

住宅ローンのことを考えると、どうしても毎月〇万円で、〇年の支払いができるかできないか、となってしまいますが、結局は支払総額が、この買い物に見合うかどうかの判断です。

家は資産ではなく負債

持ち家は資産ではなく、負債の要素が強いものです。

持っているだけで、お金が出ていきます。

固定資産、火災保険、白アリ防除、設備更新など。

当然、お金の出入りでは測れない価値があるわけですが、所有して、自分たちが住んでいてもお金を生み出しません

売却する前提

必要なときに売却する前提で、リフォームや修繕を行っていきます。

この投資は、家の資産価値を高くするか、低くするか、変わらないか。

大きな費用がかかるときに必要なものさしになります。

もっと真剣に考えると、この行動をする(しない)ことが、資産価値を高くするか、低くするか、変わらないか

自分に裁量があり、責任がある

お金の損得で考えると、持ち家か借家かは結局はあまり差がないそうです。

気兼ねなく、自由に過ごせる精神的メリットと、資産として生かしていくつもりで生活するスタンスは、借家とはかなり違うと思います。かなり大きな違い。

無駄を少なくし、丁寧に暮らす方向を向かざるを得ません。

持ち家といっても、いわば借り物

家の方が寿命が長いのだから、次にバトンを渡すときに、いい状態で渡したい。

時に面倒ですが、大きく見ると、いい方向ではあると思えます。

掃除しよ

今日もよい一日を! Have a nice day!

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この記事を書いた人

年間100リットルのビールと100リットルのコーヒーを飲み、200杯のカレーと300杯の味噌汁と60㎏の米を食べ、2500時間眠ります。

大阪生まれ。中学高校は東京。地方大学を卒業。在学中にオーストラリアや東南アジア放浪10か月を経て、農業法人に就職。在職22年。

22歳までは家族と社会に育てられ、66歳まで会社勤め、88歳で生涯を閉じるとすると、44歳はキリのいいターニングポイントと思い立ち、ブログをはじめました。

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