ここだけの話、ほとんどのビール党は、居酒屋でチューハイやサワーを頼む人のことを見下しています。
あんな甘いジュースみたいなの、俺は酒とは認めない・・・!
チューハイを飲んでるようでは、まだまだ子どもだな。
なんて思っていました。
まず、響きが好かん。「チューハイ」って。
「チューハイ」の語源は、焼酎の「酎(チュー)」と、ハイボールの「ハイ」を組み合わせたものと言われています。しかし「チューハイ」に厳密な区分や法律上の規定があるわけではなく、焼酎やウオツカなど無色で香りのないスピリッツをベースに、果汁などを加えて炭酸で割った飲み物のことを指しています。
サントリー公式HPより
「サワー」の語源は、英語のサワー[sour]:酸味のある、酸っぱいです。スピリッツをベースに、柑橘類などの酸味のある果汁と、砂糖など甘みのある成分を加えて作るカクテルの一種に、ソーダを加えた飲み物を日本では「サワー」と呼んでいます。居酒屋などでも、「チューハイ」と呼ぶお店と「サワー」と呼ぶお店があるように、「チューハイ」と「サワー」はほぼ同じ意味で使われています。
「まだまだ子ども」なのは、わたしの方だった
食事に合わせて、何を飲むかを選ぶとき、選択肢が多い方が楽しみは広がります。
同僚のすすめで、この夏、我が家にジンがレギュラー入りしました。
ビールに合わない、ワインでも日本酒でもウィスキーでもないときにでも、ジンは登場しました。
一口にジンといっても、各メーカーや銘柄で味に特徴があり、飲み比べるのはなかなかおもしろい。大人の愉しみ。
飲み方は、初心者らしく氷をガツガツ入れて炭酸で割る、ジン・ハイボールです。
自家製炭酸水で、コスパも良好。
アサヒ・贅沢搾りに出会う
ジンの売り場横にはいつもウォッカも並んでいます。
何度か買って飲んでみましたが、わたしの舌がまだまだ子どもなので、今のところ魅了されていません。
そんなある日、別の同僚からアサヒ・贅沢搾りをすすめられました。
これ、好き!
果汁41%って、なんかすごい。
グレープフルーツソーダでもない。やはりウォッカの存在か。
スピリッツのハイボールを、完全に受け入れることができた大人なわたし。
ウォッカ・ハイボールに果汁を加えた飲み物(すなわちチューハイ)は、もはや開拓すべき次の新しい世界になりました。
キリン・本搾りに出会う
贅沢搾りシリーズで、飲み比べましたが、どうやらわたしはグレープフルーツが好み。
そして、グレープフルーツで横展開。
各メーカーのグレープフルーツチューハイを試しました。
ただし、予算は350ml 130円(税込)まで。
脳で味わう
ことお酒に関しては特に、原材料や商品の成り立ちなど、情報を含めて楽しみたい。
そして語りたい!
その点、キリン・本搾りが、ずば抜けて情報量が多いです。
こちらは、甘味料、酸味料、香料が入っていない、果汁とウォッカと炭酸だけでできた製品(アサヒ贅沢搾りは甘味料は入っていませんが、酸味料、香料は入っている)。
製品へのこだわりが強く、ブランドサイトのつくりが、とてもしっかりしています。
情報戦
広告会社がつくった、きれいでつるんとした言葉で飾られたページだけではなく、思い入れが伝わる、自分たちの表現をされているページで、とても好感が持てました!
味は、アサヒ・贅沢搾りと同じくらい好きです。
こちらは果汁29%。
果汁は農産物
キリン・本搾りのブランドサイトを見て、いちばん驚いたのは、果汁は農産物だということ。
あたりまえのことですが、果汁は果物からできています。
農家がいて、果汁加工業者がいて、商品として取り扱われているものです。
目指す品質があり、どの果実のどの品種を使うのか、房の薄皮や果皮はどの程度入れるのか、ブレンドの割合は?一年を通して供給するための保存方法は?収穫量が少ないときは?どうやって集めるのか。
チューハイにせよジュースにせよ、わたしがいつもいただいている果実の恵みを、この値段で、安定した品質で、年中供給してくれる大きな流通に携わる方々に感謝の気持ちが湧いてきました。
日々のあたりまえに感謝の念が生まれた、キリン・本搾り。
これからも注目です!
今日もよい一杯を! Cheers!
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