10日分のごはんづくり。15羽の庭先養鶏で、自家製発酵飼料に挑戦!コッコはできたてが好き。

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こんにちは。

とっちゃんです。

今日は、10日分のごはんをつくります。

目次

田舎はコンビニよりコイン精米機が多い

田舎では新鮮な米ぬかは手に入りやすい資材です。

コンビニの数よりコイン精米機がたくさんあり、無料でもらえるようになっています。

ごはんづくりの前の日に、9㎏ほどもらってきます。

ニワトリのエサをつくるようになってからもうすぐ2年。

15羽体制になると、ホームセンターの配合飼料を購入しているのでは、コストが趣味の範囲を超えてしまいます

鶏エサの独特のニオイも気になっていたこともあり、エサをつくることにしました。

秘伝レシピを公開!

我が家のニワトリたちは毎日、台所から出る生ごみと、このエサを食べて暮らしています。

しっとりしていて、パンを発酵させるときのようないい香りのするできたてが好きなようです。

1羽あたり1日110g(乾燥重量)を目安に。15羽いるので、1日1.6~1.7㎏。

材料

  • 米ぬか 9㎏
  • くず麦 8.3㎏
  • くず大豆 2.2㎏
  • 水 10㍑
  • 牡蠣殻 0.3㎏
  • 配合飼料 0.8㎏
  • 魚肉 0.3㎏

手順

  1. くず大豆を一晩水につける
  2. ブルーシートの上で、1以外の材料をよく混ぜ合わせる
  3. 山をつくり、真ん中をくぼませ、1を注ぐ。3分の1程度
  4. よく混ぜて、なじんできたらあと2回に分けて1を混ぜていく
  5. 山の形を整えて、仕込み完了。

翌日には、湯気が出るほど温度が高くなります。発酵熱です。

発酵のいい香りがして、ニワトリも大好き。しっとり温かい。

3日間はできれば朝夕に一回ずつ全体を混ぜ返します(切り返し)。

4日目あたりからは水分もなくなり、さらさらに。

1回に10日分の仕込み量です。10日かけてなくなるころに、次の分を仕込み、翌日から新しいロットのエサを食べることになります。

エサをつくって自給力UP

小規模でも家畜を飼うなら、エサは自給したい。

健康に飼って、健康な卵と、健康なお肉を得るのでなければ、家で飼う必要はありません。

材料入手(購入)頻度ロット使用量入手方法対価
米ぬか仕込みの前(月3回)9㎏コイン精米機でもらう無料
くず麦収穫後に年1回(7月)8.3㎏近くのJAで買う3円/㎏
くず大豆収穫後に年1回(1月)2.2㎏知り合い農家にもらう月1回卵10個
牡蠣殻年数回0.3㎏ホームセンターで購入300円/㎏
配合飼料年数回0.8㎏ホームセンターで購入2,000円/20㎏
魚肉仕込みの前(月3回)0.3㎏スーパーで購入50円/100g

自給自足にあこがれて、ニワトリを飼い始めて7年が経ちます。

1羽の廃鶏をもらってきたところからはじまり、2羽、6羽、15羽と体制を大きくしてきました。

6羽体制の時までは、ホームセンターで配合飼料を買っていました。きれいな濃いオレンジ色の黄身で、見た目も味もよかったのです。

配合飼料だけでもよく育って、卵もたくさん産みますが、エサそのものとフン(体臭?)に独特のニオイがあるのと、お金がかかるのが課題でした。

15羽体制になって、これを機にエサのことを勉強して、材料の入手から取り組みました。

キミはレモンイエロー

黄身は濃いオレンジ色の方が、食欲をそそります。卵かけご飯にしても、卵焼きにしても、チャーハンにしても。

レモンイエローでは映えない。

自家製飼料に変えてから、黄身がレモンイエローになりました。

黄身の色は食べるものの色によって変わるので、エサに自然の赤み(パプリカなど)を混ぜれば、濃いオレンジ色になりますが、今のところはレモンイエローで。

何を目指すか

事業をするわけではないのです。

15羽いると、毎日10個ほどの卵が得られるので、5人家族では消費しきれません。

近所のおばあちゃんから野菜をいただいたときや、ちょっとしたお礼に、新聞紙に卵を包んでわたすと、喜ばれます。

「いいの?貴重なものを。ありがとう」

定期的に購入してくれる人もいて、月に2~4回買ってくれる人、20個たまったら買ってくれる人。

エサ代がまかなえる程度にお代をいただいています。

はじめは、興味本位で1羽から飼いはじめましたが、目指すものは変化してきました。

次、どうするか

15羽のヒヨコを仕入れてから約2年。

生後6か月くらいから産みはじめ、1年くらいは15羽で毎日12~15個の卵を産みます。

ここ数か月は、少ないときで5個、多いときでも10個。暑かったのも原因かも。

2年くらいで産卵率が下がってきます。

産みはじめまで6か月かかるので、そろそろ次世代を考えるタイミングです。

増やすか、減らすか。

現役の15羽をどうするか。

はじめの1羽と2羽はイタチにやられました。

先代の6羽はわたしが絞めて、ありがたく、おいしくいただきました。

技術も経験も少ないので、6羽でも体力的にも精神的にもまあまあ大変でした。

これが15羽となるとちょっと尻込み。

ほかの方法を探りたいところ。

課題はいくつかありますが、庭先養鶏自体をやめる選択肢はなさそうです。

家族で相談です。

ニワトリライフ、はじめませんか?

ヒヨコを仕入れるときは、宅配段ボールに入って送られてくるのですが、20羽が1ロットです。

興味のある方、コメントください!

いっしょに飼いませんか

今日もよい一日を! Have a nice day!

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この記事を書いた人

年間100リットルのビールと100リットルのコーヒーを飲み、200杯のカレーと300杯の味噌汁と60㎏の米を食べ、2500時間眠ります。

大阪生まれ。中学高校は東京。地方大学を卒業。在学中にオーストラリアや東南アジア放浪10か月を経て、農業法人に就職。在職22年。

22歳までは家族と社会に育てられ、66歳まで会社勤め、88歳で生涯を閉じるとすると、44歳はキリのいいターニングポイントと思い立ち、ブログをはじめました。

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