チューリップ型の鶏肉を食べたことはありますか?
食べやすくて、おいしかった記憶はあるのですが、最近は見ることもなくなってきたように思います。
調べてみると、発祥は名古屋で、他の国ではあまり見られないやり方だそうです。
手羽先だったのか
我が家では時々鶏の手羽先が食卓に上がります。
子どもたちにも人気で、おいしいのですが、わたしとしては、手が汚れて、食べにくいのが難点。
「いつもの手羽先がいい」と夕食リクエストがありました。
普段は妻のレパートリーで、わたしが「いつもの手羽先」をつくったことはありませんでした。
その日はわたしの当番の日だったので、「いつもの手羽先」に挑戦することにしました。
いつもの手羽先レシピ
「いつもの手羽先」は、料理人の笠原将弘さんのレシピ
「僕が食べたい和そうざい」より「手羽の甘辛ダレ」
材料
- 鶏手羽先 10本
- かたくり粉 適量
- (A)酒 大さじ2
- (A)塩 小さじ半分
- (B)酒、しょうゆ、みりん 各大さじ4
- (B)酢 大さじ2
- (B)砂糖 大さじ1
- (B)しょうがのすりおろし 小さじ1
- (B)にんにくのすりおろし 小さじ1
- あらびき黒胡椒 少々
- いり白ごま 大さじ1
- 揚げ油 適量
手順
- 手羽先は(A)を揉みこみ、5分置く。水けをふいてかたくり粉をまぶし、鍋に揚げ油170℃に熱して4~5分カリッと揚げる
- フライパンに(B)を入れて火にかけ、少しとろみがつくまで煮詰めたら1を加えて煮からめる。黒胡椒、ゴマを振る。
手羽先の下ごしらえ動画に出会った
このおいしいレシピを食べやすいかたちでできたら、と思っていたら、たまたま出会った動画で、手羽先の下ごしらえが紹介されていました。
できあがりの形は、憧れのチューリップではないですか!
いくつか解説サイトを調べましたが、白ごはん.comが、テキスト+画像と、動画もあってわかりやすいです。
やってみよう
まさか自分でできるものとは思わず、人生の半分まで来ました。
ですが、これから残り半分の人生は、いつでもチューリップができるようになりました!
揚げたてのチューリップは、鶏もも唐揚げとは別次元の感動もののおいしさです。
手羽先の先
もったいないのが手羽先の先。
そもそも食べにくいわりにあまり肉がついていないので、めんどうではあります。
こちらは
- スープをとっていったん役目を終え、
- 副産物としておつまみ化
これでもったいない感を乗り越えましょう。
スープのとり方
チューリップの数だけ、手羽先の先ができます。
- とりあえず、手羽先の先をぜんぶ鍋に入れ、たっぷりの水を加えて、煮込みます。
- 10本に対して1リットル程度の水。
- このとき、しょうがやネギ、ニンニクなどの香味野菜を加えるとスープらしくなります。
- 弱めの中火で20分以上(好きなだけ)、煮込めばスープはできあがり。
- スープをザルで漉した残りの手羽先の先は、ぷるんぷるんにゆであがっています。
- 上のレシピの甘辛ダレにからめると、手を汚しながら食べるおつまみになります。
スープは、煮詰まり具合にもよりますが、500㏄に塩小さじ半分でおいしいコラーゲンスープに。
かきたま汁にしてもいいし、ご飯にかけても最高です!
お試しください!
今日もよい一日を!
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