こんにちは。
とっちゃんです。
腸活には、どうやら、やっぱり毎日ヨーグルトがいいそうです。
味、コスト、習慣化。
なかなか続きません。
昆布佃煮のフジッコ製
コストを考えるとやっぱり増殖か。
常温で増殖するカスピ海ヨーグルトというのがあるらしい。
近くスーパーに買いに行くと、どのスーパーにも取り扱いがあります。
必ず並んでいるのは、なぜか「フジッコ」製のみ。
カスピ海ヨーグルト®
長寿食文化で著名な家森幸男先生が、長寿地域として知られるコーカサス地方から持ち帰った自家製のヨーグルトより、フジッコが分離・純粋培養した「カスピ海乳酸菌(クレモリス菌FC株)®」を使用。
フジッコ公式HP
特許でもあるのかな?
なぜフジッコなのだろうと、「カスピ海ヨーグルト 特許」で調べてみると、興味深いコンテンツに出会いました。
「Google Patents」で特許情報が見られるのです。
論文が掲載されています。
「カスピ海ヨーグルト」と呼ばれる、従来のヨーグルトとは全く異なる特異な粘性や整腸作用等を備えたヨーグルトが、マスコミを中心として注目を集めている。このヨーグルトは、ヨーロッパの黒海とカスピ海とに挟まれたコーカサス地方で古くから食用されているヨーグルトにその名が由来しており、上記列挙した一般的な乳酸菌を用いたヨーグルトとは異なり、ラクトコッカス・ラクティス・サブスピーシーズ・クレモリス(Lactococcus lactis subsp. cremoris)を、主たる発酵乳酸菌として用いている。
JP3878953B2 ヨーグルトの製法およびそれにより得られたヨーグルト
フジッコ製カスピ海ヨーグルトのパッケージにも特許番号「JP3878953」と表記があります。
口当たり、酸味、マイルドさ、整腸作用への期待など、使用する乳酸菌によって特徴があるんですね。
クレモリス菌FC株
今回は自家製ヨーグルトをつくるにあたって必要な情報をまとめました。
項目 | 一般的なヨーグルト | カスピ海ヨーグルト |
---|---|---|
乳酸菌 | ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・ブルガリカスなど | クレモリス菌FC株(ラクトコッカス・ラクティス・サブスピーシーズ・クレモリス) |
至適温度 | 37~40℃ | 27~33℃ |
死滅温度 | 60℃ | 40℃ |
材料比率 | 牛乳1に対して0.1程度 | 牛乳1に対して0.1程度 |
副材料 | 糖類、水、果肉、果汁を加えてもよい | 糖類、水、果肉、果汁を加えてもよい |
大きな違いは、温度管理の部分だけで、ほかは変わりありません。
つくってみよう
温度管理はわかった。
肝心なのは、味。健康のために、味を犠牲にするのは避けたいところです。
味はやっぱり、わたしの好きなバニラヨーグルト風にしよう!
論文には「糖類、水、果肉、果汁を加えてもよい」、とあるのでこのレシピで増やします。
コスパ計算もOK!
道具
- 容器 ヨーグルトの空き容器やふたのできる保存びんなど
- スプーン ヨーグルトをすくったり、混ぜたり
- はかり なければ目分量で
- 温度計 なければ指先で。お風呂が40℃くらい。
材料
- 牛乳 500ml
- カスピ海ヨーグルト 50g
- 練乳 50g
- バニラエッセンス 20振り
つくり方
- 25~30℃の牛乳をつくる 500ml 常温に戻すか、電子レンジで1分で約30℃
- ヨーグルト50gをはかってよく混ぜる。とろとろに。
- 2のとろとろヨーグルトに練乳50gを入れてよく混ぜる。
- 3にバニラエッセンスを20振り。
- 4に1でつくった30℃牛乳を注ぐ。ちょっと入れては混ぜてなじませていく。
- 3~4回に分けて混ぜたら、ヨーグルト液のできあがり。
- 容器に入れて、30℃環境で6~9時間
- 固まったら、冷やして食べる。常温に置いておくと発酵がすすみ、酸味が強くなってしまいます。
つくるときのポイント
- 容器や道具を熱湯消毒すること
- 雑菌が入らないように、ふたをすること
- 温度を測ること
- ヨーグルト種を入れすぎないこと
フジッコのサイトには、「手作り応援サポート隊」のページがあり、自家製ヨーグルトのつくり方から失敗例、その原因などを教えてくれます!
あとは習慣化
何を隠そう、わたしは普段から快便で、腸の課題が顕在しているわけではないので、たとえ続けていても、効果は実感しにくいと思っています。
漠然と、腸活は大事だという認識のみ。
どうやってモチベーションを維持するのか。
自分に合った作戦で
「特許」をきっかけに、今回、ヨーグルトへの理解と興味が広がりました。
わたしにとっては、「広くて浅い学習」が通用しやすいモチベーション作戦です。
健康習慣を続けるために、時々、広く浅く学ぶ機会を持つという複雑なしくみ。
今回は、カスピ海ヨーグルトを通じて、GooglePatentsに出会いました。
なかなかおもしろいアプローチ。
続くかな?
今日もよい一日を! Have a nice day!
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