新しい車を迎える旅のはじまりで考えた生涯予算。予算を台無しにする「月割のワナ」に注意!

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きっかけは、「車検で費用がかさむかもしれない」

  • もう一台は2年後に買い替え予定
  • 2年後に2台同時買い替えはなんとなくキツそう
  • かといって現行車にあと4年乗れるか?
  • この春で、長男高1、次男中2、長女小1
  • 先3~5年で5人暮らし家族構成が変わる可能性
  • インフレでお金の価値が下がっていく

現行車を乗り続けるよりも、新しい車を迎える方に舵を切りました。

予算範囲内で、程度がよさそうな車に出会えたら

  • 走行距離だけで見るよりも、年式+走行距離
  • 走行距離が短くても、年式が古いのは要注意
  • 年齢がいってる割に、ちゃんと働いてこなかったやつは使えない(ダメになる)。
  • 年間5,000~10,000㎞は走っていてほしい
  • なおかつ点検記録があるもの

まずは予算を決めねば。

目次

予算を知る

車に乗ることが、家計にどんな影響を与えているのか、きちんとわかっていません。

購入してから手放すまで、どんな費用がかかったのか、6年間乗ったシエンタで計算してみます。

生涯コスト概算

購入費用 38.5万円
・本体価格 380,000円(取得時)
・購入手続費用 5100円(取得時)
 ・検査登録法定費用2,400円
 ・車庫証明法定費用2,700円
*いろいろあって、法定費用代行手数料はかかりませんでした。

車検法定費用+車検点検費用 10万円(2年に1回)
・自動車重量税24,600円
・自賠責保険料16,000円
・車検点検費用40,000円程度
・部品代・工賃20,000円程度

タイヤ 10万円(6年に1回)
・ノーマル 1本1万円=4本4万円
・スタッドレス 1本1.5万円=4本6万円

毎年費用 17.5万円
・自動車税34,500円
・メンテナンス費用1万円
・任意保険3万円
・ガソリン代10万円
・駐車場0円

6年費用合計
38.5万+10万×2+10万+17.5万×6=173.5万円/6年間
1年あたり28.9万円、月2.4万円。

年間28.9万円、月2.4万円かかっていたことがわかりました。

6年費用に掛かった購入費用の割合は、22.1%。

もしあと4年乗るとして、10年費用は?

タイヤはもう一度、履き替えるのでタイヤ代は×2。

10年費用合計
38.5万+10万×4+10万×2+17.5万×10=273.5万円/10年間
1年あたり27.3万円、月2.3万円。

思ったより年間コストは下がりませんでした。

もし中~大規模の修理がかかるとなると、どちらかというとコスト高になる可能性も高いです。

生涯コストシミュレーション

購入予算が変わると、生涯コストはどのようになるか。

中古ミニバンを購入するとして、試算してみます。

購入費用 64.2万円
・本体価格 568,000円(取得時)
・購入手続費用 73,960円(取得時)
 ・検査登録法定費用2,400円+代行費用43,560円
 ・車庫証明法定費用2,700円+代行費用25,300円
*代行費用の見積もりが高すぎますね。

車検法定費用+車検点検費用 12万円(2年に1回)
・自動車重量税32,800円
・自賠責保険料18,160円
・車検点検費用40,000円程度
・部品代・工賃20,000円程度

タイヤ 10万円(6年に1回)
・ノーマル 1本1万円=4本4万円
・スタッドレス 1本1.5万円=4本6万円

毎年費用 18万円
・自動車税39,500円
・メンテナンス費用1万円
・任意保険3万円
・ガソリン代10万円
・駐車場0円

6年費用合計
64.2万+11万×2+10万+18万×6=204.2万円/6年間
1年あたり34.0万円、月2.8万円。

年間34.0万円、月2.8万円という試算になりました。

6年費用に掛かる購入費用の割合は、31.5%

シエンタは、年間28.9万円、月2.4万円でしたので、差額は

  • 6年合計69.3万円(うち、購入費用の差額は25.7万円。37%)
  • 年間5.1万円
  • 月4,000円

月4,000円の差額なら許せそう・・・?

おっと危ない。これはワナだ!

恐るべし月割マジック!

危うく予算アップしてしまうところでした。

わたしが車に期待する機能を考えると、やはり車費用は抑え、差額4,000円を積み立て投資に回したいところです。

まとめ

新しい中古車を迎えるにあたって、大切にしたいことがわかってきました。

  • 車の所有で、年間30万円程度かかっていることがわかった
  • 生涯費用で考えると、6年でも10年でも年割費用はさほど変わらない。
  • むしろ終盤の修理代リスクを考えると、6年が妥当。
  • 6年ごとの家族のライフステージに合わせて、車種を絞り、予算を決める。
  • 月割の考え方で購入予算を上げると、家計を圧迫するので危険。
  • 予算内で納得の車と出会えたら、すぐに決めてもいい。
  • 交渉で、購入費用をできるだけ抑える。代行手数料に注意!

新しい車を迎える旅ははじまったばかり。

よい出会いに恵まれますように。

今日もよい一日を! Have a nice day!

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この記事を書いた人

年間100リットルのビールと100リットルのコーヒーを飲み、200杯のカレーと300杯の味噌汁と60㎏の米を食べ、2500時間眠ります。

大阪生まれ。中学高校は東京。地方大学を卒業。在学中にオーストラリアや東南アジア放浪10か月を経て、農業法人に就職。在職22年。

22歳までは家族と社会に育てられ、66歳まで会社勤め、88歳で生涯を閉じるとすると、44歳はキリのいいターニングポイントと思い立ち、ブログをはじめました。

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