急にペペロンチーノが食べたくなって、お気に入りの料理研究家・リュウジさんに聞いてみました。
やっぱりありました!至高のペペロンチーノ!
フライパンひとつでつくる驚きのレシピ。
パスタをゆでたあとの、鍋を洗う時にこびりつく、あのトロトロでんぷん質ごとソースに乳化させるという画期的なつくり方。
パスタにしっかり絡むソースが絶品のペペロンチーノです。
おいしい!以外のいいところ
- 思い立ってから15分でできる(パスタゆで時間8分の場合)
- 材料が少ない
- 大量にお湯を沸かさないでいい=時短+光熱費節約
- 使ったお湯を捨てない=節水
- 洗い物が少ない=節約+節水+時間
- 好みの具材を入れて、アレンジOK
おいしい上に、エコフレンドリーなレシピ!
材料
- パスタ 200g(今回はゆで時間8分のもの)
- にんにく 2片
- オイル 大さじ1
- 赤唐辛子 1本分
- きのこ お好みで(今回はしめじ3分の1パック)
- 水 650㏄(パスタ100gの場合は、350㏄。お湯でもOK)
- コンソメ 小さじ1かスティック1本(4g)
- 塩 3g
腹ペコの40代男性用の大盛1人前分の分量です。
手順
- にんにくを粗みじん切りにしてフライパンへ
- 唐辛子の種をとって、輪切りにしながらフライパンへ
- フライパンにオイルを入れて、ここで点火。中火。
- にんにくがきつね色になってきたら、きのこを投入
- 全体を炒めます
- きのこに火が通ったら、水650㏄と塩3g、コンソメ小さじ1を投入
- 沸騰したら、パスタを入れる
- さいばしを使って、パスタのお世話
- 目安のゆで時間になったら、パスタのゆで加減チェック
- ゆで汁がいい感じのソース感になって出来上がり!
- 熱いうちに食べましょう!
おいしい塩加減は0.8%
配膳後に塩や粉チーズで調整することはありませんか?
パスタをゆでている間にソースをつくる従来のつくり方では、塩分濃度を決めるのが難しく、なかなか味が決まらないこともしばしば。
ゆで汁に(適当に)塩を入れ、ソースにも塩を入れるので、合わせた時の塩加減が合わないことがあります。
このワンパン(ワン・フライパンの略)レシピの場合、フライパンの中身=できあがり量になりますので、そこをめがけて塩を計量するとかなりうまくいきます。
パスタはゆでた後はおよそ3倍重量になりますので、その0.8%が目安量になります。
0.8%がおいしい塩加減です。
今回は、パスタ200g×3=600g×0.8%=4.8g
コンソメの食塩相当量2g+塩3gが今回の分量です。
そもそもペペロンチーノは
ペペロンチーノは、「にんにくと唐辛子のオイルベースのパスタ」のことで、日本では、高校生くらいになると、ちょっと背伸びして食べるようになる、大人パスタの代表です。
アーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ(伊: Aglio, olio e peperoncino)は、イタリア料理の一種。日本ではパスタ料理として、ペペロンチーノの略称で広く知られている。 イタリア語で、アーリオ(aglio)はニンニクを、オーリオ(olio)は油(特にオリーブ・オイル)を、ペペロンチーノ (peperoncino)は唐辛子を意味する。また、イタリア語の「e」は接続詞で、日本語の「と」、英語の「and」と同義であり、「Pasta aglio, olio e peperoncino」は「ニンニクとオリーブオイルと唐辛子のパスタ」となる。
Wikipedia より引用
わたしたちパスタ大好き人間は、たらこパスタやカルボナーラは、数日前から食べたい気持ちになり、準備をするパスタです。
一方、ペペロンチーノは、テレビやラジオやSNSやなんかの外部からの刺激によって、もしくは、仕事から帰って、辛めの白ワインかジンハイボールを一杯グイっとやりたいひとりの夜に、急に食べたくなるパスタです。
にんにくと唐辛子とパスタは、パスタ大好き人間全世帯に常備されているおなじみ材料、
問題は待ち時間です。
急に食べたくなったのに、2リットルのお湯が沸騰する時間=10分も待っていられるでしょうか⁉
調理のために動いている時間は許せても、お湯を沸かしている時間は待てない!
このレシピは、そんなペペロンチーノのもつ独特の環境に適応した、とってもエコフレンドリーはレシピなのです。
お試しあれ!
今日もよい一日を! Have a nice day!
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